制作サイズについて
同人誌やその他印刷物の印刷用データをAdobe Photoshopを使用して作成する場合は、トラブルを避けるためにも必ずこちらのページを参考してください。
新規カンバスの初期設定について
まずはじめに、作りたい印刷物に合った新規カンバスを作成して下さい。
幅と高さでサイズを設定してください。
Photoshopで入稿される場合、トンボは必要ありません。トンボは不要です。
ただし、フチなし印刷をご希望の場合は仕上がりサイズより上下左右に3ミリずつの「塗り足し」が必要となります。
サイズ設定を間違えてしまうと、印刷ができない・きれいに仕上がらないといった問題が起こりますのでご注意ください。
適切な解像度を設定してください。
解像度は印刷の仕上がりに影響する重要な設定です。
カラー印刷かモノクロ印刷かで解像度の推奨値が異なりますのでご注意ください。
適切なカラーモードを設定してください。
カラーモードは印刷する色(カラー印刷、モノクロ印刷、RGBビビッドカラー印刷)によって異なります。
制作サイズについて
無線綴じの表紙データもトンボのないデータで問題ありません。
ただし、フチなし印刷をご希望の場合は、仕上がりサイズより上下左右に3ミリずつの「塗り足し」が必要となります。
塗足しについて詳細はこちらをご確認ください。
画像の解像度について
解像度が推奨より低ければ低いほど、画質が粗く印刷されます。
パソコンの画面上ではキレイに見えていても、解像度が低いと印刷ではきれいに仕上がりません。
また、もともと解像度の低い画像の画質を上げることはできません。
当社で画像の解像度のチェックをすることはできませんので、お客様の方でご注意くださいませ。
印刷カラー別 推奨解像度
カラー
原寸サイズで350dpi
グレースケール
原寸サイズで600dpi
モノクロ2階調
原寸サイズで1200dpi
「イメージ」
「画像解像度」
画像の再サンプルのチェックを外す
「解像度」の数値を上記を参考にカラーモードに合わせて設定
画像のリサイズを行う際の注意点
解像度の高いデータを低くすることは可能ですが、低解像度で作成してしまったデータを後から解像度の設定を高くしても画質が良くなることはありません(粗くなってしまった画像は、数値の変更しても粗い状態のままです)。
解像度は一番最初に設定してください。
カラーモードの設定について
「イメージ」
「モード」
カラーモードを選択
Photoshop Elementsのカラーモードについて
Photoshop Elementsでは、RGBカラーのデータしか作成することができませんので、RGBデータのままでご入稿下さい。
ただし、RGBで制作されたデータは、印刷時に色の再現性が落ちますので多少色がくすんで印刷されます。予めご了承ください。
レイヤーの結合について
印刷しない不要なレイヤーを削除してから、レイヤーをすべて統合してご入稿ください。
レイヤーを統合されていない場合、フォントが変わってしまう場合などがありますのでご注意下さい。
「レイヤー」
「画像を統合」
図のように、レイヤーがひとつになっていればOKです。
必ず1つの単ページ(1ページ分)または、1つの見開き(2ページ分)のみで、1つのデータを作成してください。
1つのファイルにレイヤーで分けてページを複数作成しないでください。
1ページまたは見開きにつき1ファイルで作成してください。
複数ページをレイヤーで分けたデータはご入稿いただいても印刷に対応できません。
保存形式について
拡張子は「.psd」となります。